せんだい保育室連絡会:児童虐待について

児童虐待とその原因

児童虐待とは・・・

近年、児童(幼児)虐待のニュースが立て続けに報じられ、胸が痛みます。

虐待には身体的暴行、養育の拒否や放置、心理的虐待、性的暴行などの種類があります。中でも「しつけ」という名目での親によるせっかんや育児放棄では、こどもの死という最悪の結果を招く例がみられます。
また保育園での、保育者による虐待事件もありました。

なぜこのようなことがおこるのでしょうか?

なぜ虐待が起こるか

児童虐待は昔からありました。ただしそれは貧しさからくるものがほとんどで、現在のものとは根が異なっていました。
現代の親および家庭における虐待は

  • こどもに対する無知
  • 親の孤立感やストレスなど精神的な問題
  • 親自身の身勝手

などが原因として考えられます。

親による虐待を防ぐには、まわりの人達が親を支えること、関心を持つこと、また、虐待が疑われるようなことを見聞きした場合には、すぐに最寄りの関係機関に通報することが大切です。

一方保育園での虐待という問題もあります。

一般的に考えられる問題は、保育者の技術のなさや知識のなさ、保育者の不適正。そして、そういう保育者にさえ資格を与えてしまう制度のあり方です。そしてまた、隠れた原因として労働条件の悪さが考えられます。

仙台のせんだい保育室の認定園は、保護者からの保育料プラス市からの助成金で運営されていますが、助成金は、公立、認可園の5分の1しか支給されません。しかしそれは、5分の1しか手をかけなくていいということではないのです。

結局、そのしわ寄せは保育者にきます。過酷な労働条件を保育者に課すことで、運営していくしかないのです。

しかし、行政が、政治が、その「けなげ」さにつけ込み甘えている間にも、各地で虐待による死が報じられています。要するに、その身も、給料も削らず、少ない人数でたくさんの子供を保育しようとすれば、子供への管理強化、虐待ということになるのです。

人をより良く育てるには、精神的な余裕がまず第一です。せんだい保育室連絡会では、人手を多くして、保育者の気持ちに余裕を持てるようにと考えています。また、保育園における虐待を防ぐには、日々の保育士同士の勉強、他園との交流も大切です。